省エネ設備
電子膨張弁システム
電子膨張弁システム


電子膨張弁システムコントローラ スーパーヒートセンサー


電子膨張弁とは、冷却器の冷媒配管入口と出口にスーパーヒートセンサーを取り付けコントローラーにて検出し、そのスーパーヒート(冷媒配管入口と出口の温度差)で最適な冷媒流量を送り出し冷却器でその必要な温度帯の冷媒蒸発を細かく・早く・正確に制御が出来る画期的な膨張弁です。
電子膨張弁システムで正確最適な冷媒蒸発温度・圧力へ導く事で、
冷媒蒸発温度と庫内温度との温度差⊿tをその冷凍装置に応じた最小⊿tの制御が可能となります。
⊿tが大きければ大い程冷凍装置の能力は著しく低下していく為⊿tを最小限に
することにより本来持っている冷凍装置の能力を最大限に発揮させる事が出来るのです。
冷蔵庫や生産設備の負荷などによる必要な冷凍能力を本来持っている冷凍装置側の能力を最大限に引き出す事で運転率の低下や生産量増加などで省エネになります。
例
冷 蔵 庫:エアーブラスト方式
庫内温度:-40℃
冷 凍 機:2段圧縮式 55kw 60Hz
凝縮温度:+35℃
上記の様な条件の時
一般的制御冷凍機能力
⊿t15℃→⊿t10℃
電子膨張弁システム冷凍能力
42.2kw→53.8kw
42.2kw<53.8kw 約27%能力UP
例で解る様⊿tを小さく制御し本来持っている冷凍能力を発揮させる事で大幅に冷凍能力が増加するのです。この増加分が省エネへとつながります。
既設冷凍装置改修も行なえます。